2020年12月10日

関東電炉 細物鉄筋棒鋼、値上げ機運高まる

 関東地区の細物鉄筋棒鋼電炉メーカーは鉄スクラップ価格の急騰、各種コストの高止まりを受けて、販売価格を引き上げる機運が高まっている。一部メーカーは実質オファー止めとし、細物鉄筋棒鋼の販売価格を12月14日契約分からトン当たり6万8000円に、2021年1月契約分からは同7万円にそれぞれ引き上げる動きが見られ、「今後の鉄スクラップ価格動向次第でさらなる販価引き上げも検討しなければならない」(細物メーカー)と、急激なコストアップに危機感を募らせている。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社