2020年12月2日

主原料価格 1―3月、鉄鉱石12%上伸

高炉大手が調達する主原料の四半期価格が定まってきた。業界関係者によると、スポット価格を反映する鉄鉱石の来年1―3月価格は10―12月比12%高と上昇傾向が続く。10―12月の原料炭は7―9月比5・5%高と3四半期ぶりに上がる。特に原料炭は中国と豪州の対立が絡み、豪州炭が値崩れする一方、米国、カナダ炭が上昇するいびつな展開。中国の豪州炭輸入再開のシナリオも見えず、悪天候の影響を受けやすい時期に入り、需給も要注意だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社