2020年10月27日

ニッコー、値上げ 12月出荷分から

 伊藤忠丸紅鉄鋼100%子会社で鋼管流通大手のニッコー(本社=千葉県浦安市、間宮一博社長)は12月出荷分から、配管用ステンレス溶接鋼管の販売価格を現行比10%程度、土木・建材用炭素鋼鋼管をトン5000円以上それぞれ引き上げる。下期以降の鋼管需要の回復が見込まれる中、原料コストや物流コスト、人件費の上昇などを背景に国内メーカー各社が値上げしていることに対応し、販売価格に転嫁する。間宮社長は「本年上半期はコロナ禍による停滞感が続き、足元の荷動きもまだまだ厳しい状況だが、お客様に丁寧に説明して理解を求めていく」としている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社