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2024.10.30
2020年10月12日
JFEスチールは12日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、神戸製鋼所、日本製鉄などと共同で研究を進めている「環境調和型プロセス技術の開発・フェロコークス技術の開発」について、西日本製鉄所・福山地区(広島県福山市)で建設していた日産300トンの中規模フェロコークス製造設備が完成し、9日から実証試験を開始した、と発表した。商用化を想定した中規模設備で、2022年度まで同設備で造ったフェロコークスを実高炉に連続装入するなどし、高炉の還元材比や操業安定性に及ぼす影響などを評価、フェロコークス製造技術を確立して23年度にも製銑プロセスでのエネルギー消費量とCO2排出量を約10%削減したい考えだ。日本鉄鋼連盟が掲げる「ゼロカーボンスチールへの挑戦」に向けたキー技術の一つ。
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