2020年10月7日

切板、安値寄り続く 関西市況母材高も需要減足かせ

関西地区の切板価格は、下げ足自体は遅くなっているが依然9万2000―9万5000円(トン当たり、SS材ベース、直線切り)どころを安値寄りに推移している。国内外メーカーが母材価格の引き上げを表明し、溶断業者の仕入れ価格は切り上がりつつあるが、需要が月を追うごとに厳しさを増しており、受注姿勢を立て直せていない。溶断業者は収益が悪化しており、いずれかの段階で唱えの引き上げに転じたい意向だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社