2020年9月18日

日本金属、成長製品市場投入へ

ステンレス圧延大手の日本金属は、2020年度に始めた10カ年の第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」でステンレス製品と特殊鋼製品、加工製品の新アイテムを投入し、大きく変化する市場ニーズを捕捉する。成長が期待できるエネルギーや次世代電池、医療や計測関連、独自技術を生かせる分野で販売を拡大する。「今後2―3年で量産化を見込める製品が多い」(山下匡史専務)という。海外営業体制も強化し、インドや中国、欧州中心に新規需要家の開拓に力を注ぐ。  第11次経営計画は「圧延技術と加工技術を極め、圧倒的な差別化を実現する商品を開発し、事業化を進める」方針。新製品の開発についてステンレス製品は光モール材で培った表面処理技術を進化させ、高い意匠や機能を付加した新意匠ステンレス製品の早期市場投入を計画する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社