2020年8月31日

普通鋼鋼材 在庫率172%に低下 7月末、減産効果表れる

 日本鉄鋼連盟が31日に発表した普通鋼鋼材需給速報によると、7月末の国内向けの在庫率は172・3%と前月比23・7ポイント下げた。2カ月続いてマイナスとなった。「高炉メーカーの減産で粗鋼生産量が減少した上、経済活動の再開もあって在庫圧縮の効果が表れた」(鉄鋼連盟)。全在庫率は131・8%と17・8ポイント下がった。新型コロナ感染拡大前の水準には戻らないまでも、高炉の一時休止など減産など効果を発揮、需給は引き締まってきている。

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