2020年8月31日

日本製鉄、厚板9月引受5000円上げ

日本製鉄は9月引き受け(10月出荷)から国内厚板の店売り向けや、鉄骨・橋梁など建材プロジェクト向けについてトン当たり5000円の値上げの申し入れを開始したもようだ。厚板事業は新型コロナウイルスの影響もあり、主力需要分野の造船や建・産機などの需要減退が顕著で、収益が厳しくなっている。ここへきて工作機械需要が底を打ち、建築分野の首都圏再開発物件や流通での引き合いにも動きが出始め、厚板需要に反転増の気配が出てきた情勢を踏まえ、販価是正を図る。値上げ要請は19年上期以来となる。再生産可能なレベルへの価格改善があらためて必要な状況にあり、造船、建・産機向けなどのひも付きについても値上げを実施するとみられる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社