2020年8月6日

鉄産懇 需要動向、慎重に見極め 回復ペース緩やか

 鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は5日に開いたWEB会議形式での会議後に鉄鋼市場の下期の見通しについて「自動車生産は回復傾向にあるが、他の分野が全て戻るようには見えない。消費マインドや設備投資意欲の低下によって関連需要の停滞が続く懸念がある。新興国中心に外需の回復時期は見通せず、鋼材需要の回復ペースは緩やかにならざるを得ない」と語り、「需要動向を慎重に見極めていく必要がある」との見解を示した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社