2020年7月27日
4―6月 全国粗鋼3割減1810万トン リーマン時並み低水準
日本鉄鋼連盟によると、4―6月期の粗鋼生産量は1809万6000トンと前年同期比30・7%減少し、リーマン・ショック時の2009年1―3月期(1760万トン)以来の低水準となった。6月は2カ月連続の600万トン割れ。新型コロナウイルス流行の影響で需要が国内外で急減した。自動車生産は上向きつつあるが、海外含め需要の大幅な回復は期待しにくい情勢。7月に高炉2基が一時休止しており、20年度上半期(4―9月期)は4000万トンを大きく割り込む見込みだ。
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