2020年6月1日

鉄鋼商社、緊急措置を段階的緩和 経済活動本格再開に備え

 政府は先月25日、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした緊急事態宣言を全面解除したが、鉄鋼商社は6月以降、「原則、在宅勤務」としていた勤務体制や「原則、禁止」としていた取引先訪問などの緊急措置を段階的に緩和し、本格再開の期待が高まる経済活動に備える。突如として訪れた非日常から新常態への移行を迫られる中で、感染リスクを低減するための「オフピーク通勤」や「WEB会議」を継続。一方で「在宅勤務」や「テレワーク」など働き方の見直し、WEB会議ツールの本格導入などによる業務効率化にも動き出す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社