2020年5月22日

薄板3品在庫、3カ月ぶり減439万トン

3月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、確報値)は前月比2・2%、9万7000トン減の439万1000トンとなり、3カ月ぶりに減少した。例年、3月は1万3000トン程度増加しており、単月としては大幅な減少となった格好だが、例年に反して2月に4万トン程増加しており、1月から3月末での推移では例年並みの5万3000トン程の減少を示した。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が3月中旬以降、実体経済にも影響を及ぼしており、日本製鉄では「鋼材の需給環境は当面、予断を許さない厳しい状況が続く」(薄板企画部)と指摘している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社