2020年5月22日

薄板需要 「西高東低」の流れ、地域の需要構造にも変化

薄板需要は「西高東低」の傾向にあるようだ。全国コイルセンター工業組合(理事長=鈴木貴士・五十鈴社長)がまとめた地区別のコイルセンター出荷量の推移を見ると、直近5年間の出荷量平均は鉄鋼業界が好況だった2014年度と比較して、関西と中国・四国・九州がプラス、関東・東北・北陸と東海がマイナスと明暗が分かれた。地域の需要構成や需要家同士での優劣などが影響しているとみられ、鉄鋼メーカーや商社も含め、需要構造の変化に応じた戦略が求められそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社