2020年5月19日
19年 国内鉄スクラップ購入量、3年ぶり減2234万トン
日本鉄源協会がこのほど発行した「クォータリーてつげんVol.84」(2020年春号)によると、2019年暦年(19年1―12月)の国内鉄スクラップ購入量は、3年ぶりに前年比で減少し、2233万6000トンで、前年比9・7%減となった。鉄スクラップを主な製鉄原料とする電炉メーカーの19年暦年粗鋼生産量は2430万トンで前年比6・8%減となり、鉄スクラップ購入量とおなじく3年ぶりに前年比減少していることから、電炉の減産傾向が鉄スクラップ購入量減少に直結したとみられる。
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