2020年5月14日

薄板需要 5月も低迷 車減産継続 下請けにしわ寄せ 一部CCでリーマン級の打撃

 国内薄板需要は5月も低迷する見通しだ。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、主力の自動車向けの回復が見込めず、電機や機械、建材なども前年を下回る活動水準となることが避けられない。新型コロナ禍による経済活動への制約が大きい関東地区では、需要が前年比で少なくとも2割以上落ち込んでいるもよう。自動車向け主体の鋼板加工会社の中には4月の稼働日が週2日に限られたところもあるなど、すでに一部の企業はリーマン・ショック級の打撃を受けている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社