2020年5月13日

粗鋼計画 4―6月2割減1928万トン

 経済産業省が12日まとめた2020年度第1四半期(4―6月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比20・0%減の1928万トンと2四半期ぶりに減る。四半期で2000万トンを割り込むのは09年4―6月以来。世界的な新型コロナウイルス感染拡大で需要が急減するなか、国内外向け、普通鋼、特殊鋼ともに大きく減る。ただ、経産省金属課によると、コロナ禍の影響の反映は企業によってばらつきがあるという。下振れ懸念もあるなか、需要など動向を注視し、需要見合いの生産と適切な在庫管理を求めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社