2020年5月11日

兼松トレーディング 今期売上げ500億円目指す

 兼松トレーディング(KGT、本社=東京都中央区、江見智維社長)は、2021年3月期に連結売上高500億円、営業利益5億円、経常利益4億円を目指す。前期達成できなかった数字に再度挑戦することに加え、新たにグループ会社となった建鋼社とのタイアップにより、デベロッパー・ゼネコン向けの内外装製品の販売を強化する。
 20年3月期は、連結売上高が19年3月期比7・4%減の417億8600万円、経常利益は66・5%減の1億2900万円、純利益は92・1%減の3300万円となった。
 売上げは、下期以降の市況下落や荷動き鈍化により減少。また、利益面に関しては10月に建鋼社を買収したことで連結に取り込んだ収益はあったが、上期発生の不良債権による貸倒引当金の計上や建鋼社買収に関わる費用計上などが加わった。
 21年3月期は、新たにグループ会社となった建鋼社とともに販売を強化するほか、畜舎ビジネスのスピードアップを図る。また、海外戦略ではインドで金型事業の検討を開始しており、増収増益を目指す。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社