2020年5月11日

中国鉄鋼業、増産に拍車 4月下旬 全国粗鋼年率9.8億トン

 【上海支局】新型コロナウイルスの影響で世界的に鉄鋼減産が広がる中、中国の鉄鋼企業は増産に拍車をかけている。業界団体・中国鋼鉄工業協会の推計によると、4月下旬の全国粗鋼は年率9億8000万トン弱と過去最高を記録した2019年の10億トン弱に迫る勢い。政府のインフラ投資を見込む鉄鋼企業が落ち込んだ収益を取り戻そうと生産を増やしている。製鉄所や市中の鋼材在庫はなお多く、鋼材市況が軟化し、鋼材輸出が増勢を保つ可能性がある。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社