2020年5月7日

新型コロナ 薄板流通で影響深刻 上期、4割超が赤字見通し 本紙アンケート調査

 新型コロナウイルスの感染拡大による業績や市場への影響は鋼材流通の中でも薄板分野で、より深刻化していることが産業新聞社の調べで分かった。4月中旬までに鋼材流通・加工企業を対象に実施した鋼材流通アンケートでは上半期(4―9月)に黒字を確保する見通しの企業が23・5%だったが、関東地区の薄板流通からの回答を抽出すると、黒字見通しの企業は9・1%にとどまった。赤字見通しは鋼材流通全体の30・8%に対し、薄板流通では40・9%に達する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社