2020年5月1日

建設用鋼材 ジリ安基調 関東、工事休止長期化など懸念

 関東の建設用鋼材市況はジリ安基調が鮮明となっている。元々の建築需要の低調さもあり、形鋼やコラム、異形棒鋼など建設用鋼材の荷動きは低位安定で推移。ゼネコンの工事休止を受け、一部扱い筋の出荷は滞っているものの、一定数の現場は動いており、市中の荷動きへの影響は限定的となっているようだ。ただ当面は工事休止が長期化・拡大する懸念に加え、将来の建設計画の見直しなど、需要の下振れリスクもあり、先行きは不透明感が増している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社