2020年4月24日

北野鉄連会長、需要見合いの生産重要

日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は23日、定例会見を書面上で行い、新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が減少している現状について、「4―6月期はこれまでにない大変厳しい状況だ。7月以降の予測は難しいが、需要産業の今後の稼働状況を注視しながら生産体制を構えていかざるを得ない」との認識を示した。生産体制は各社が判断することとしつつ、「国内外問わず、鉄鋼メーカーは需要に見合った生産に努めることが重要」と生産調整の必要性を強調した。

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