2020年4月6日

関西地区 異形棒市況6万円割れ コロナ影響

 関西地区の異形棒鋼市況は先週にトン当たり1000―2000円下落し、2017年9月以来、約2年7カ月ぶりに6万円を割り込んだ。中心値は5万8000―5万9000円。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で新規の建築案件の延期・一時休止が表面化する中、東京製鉄が4月契約の製品価格を大幅に引き下げたことでゼネコン各社が鋼材手当てを見送る姿勢を見せている。このため、流通は少ない引き合いに対して価格面で折れ、6万円台の維持が難しくなった。新型コロナの終息時期は見えず、市況はなお軟化含みの状況が続きそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社