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2024.10.30
2020年3月3日
1月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2・8%、12万3000トン増の444万1000トンとなった。年始休暇による鉄鋼メーカーと需要家の稼働日の相違という季節要因が主因だが、過去10年平均の増加量10万5000トンを上回った。日本製鉄では「コイルセンターの日当たり出荷量に大きな変化はない。しかし、中国、国内ともに新型コロナウイルスの影響でサプライチェーンの寸断などが起きている。現時点ではその広がりや影響は見通せないが、一段と慎重な対応が必要になっている」(薄板企画部)と指摘した。
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