2020年3月3日

薄板3品在庫、1月末444万1000トンに増

 1月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2・8%、12万3000トン増の444万1000トンとなった。年始休暇による鉄鋼メーカーと需要家の稼働日の相違という季節要因が主因だが、過去10年平均の増加量10万5000トンを上回った。日本製鉄では「コイルセンターの日当たり出荷量に大きな変化はない。しかし、中国、国内ともに新型コロナウイルスの影響でサプライチェーンの寸断などが起きている。現時点ではその広がりや影響は見通せないが、一段と慎重な対応が必要になっている」(薄板企画部)と指摘した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社