2020年2月26日
建機見通し 20年度出荷2.5兆円に減 油圧ショベル生産9%増
日本建設機械工業会(会長=小川啓之・コマツ社長)が25日発表した2020年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは19年度予測比2・3%減の2兆5325億円と策定された。前年8月予測と比べ、6・5%、1732億円の下方修正となった。前年10月の消費増税前の駆け込み需要の反動減が想定より長引いたことが要因で、19年度も6%下方修正され、前年度比7・8%減の2兆5902億円の見通し。19年度、20年度と2年連続で減少する。建機向け厚板需要でウエートの大きい油圧ショベルは20年度生産が同9%増の12万6830台、ミニショベルが同8%増の13万3950台と増加する。19年度生産が在庫調整で抑制されたことから、需要減の下でも生産台数はプラスと予想された。
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