2020年2月6日

三菱商事、4―12月の金属資源純利益28%減

 三菱商事が5日発表した2019年4―12月期連結決算によると金属資源グループの純利益は前年同期比28・8%減の1163億円だった。前年同期に計上したチリ鉄鉱石事業における減損損失の反動の一方、豪原料炭事業における市況下落や生産コスト上昇、豪一般炭権益売却による事業収益の減少などが響いた。主要関係会社の連結・持分利益は豪MDPが988億円(前年同期1623億円)、三菱商事RtMジャパンが40億円(56億円)、エスコンディダ銅鉱山への投資会社、ジエコが74億円(122億円)、JECO2が15億円(25億円)だった。通期純利益予想は1460億円(前期2524億円)で据え置いた。

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