2019年12月16日

関東地区、構造用鋼市況横ばい 荷動きさえず停滞感

 関東地区の構造用鋼マーケットは停滞感が強く、荷動きの低位横ばいにより在庫は依然として多い状態が続く。  昨年末以降の急激な需要の落ち込みに加え、メーカーによる価格引き上げの機運が高まるなど、特殊鋼流通は厳しい環境に置かれたが、機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)はトン12万円どころ、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)は同14万円どころと、市況価格は横ばいで推移を続けている。

スポンサーリンク