2019年11月29日

普通鋼輸入、4カ月ぶり減41.5万トン 10月、前月比では17%増

 日本鉄鋼連盟が29日に発表した10月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸入量は前年同月比6・2%減の41万5000トンとなり、4カ月ぶりに減少した。ただ、前月比でみると17・0%増となり、7月以来、3カ月ぶりに40万トン台を記録し、ジワリと増加気配も垣間見える。アジアを中心にした海外市況が底入れしたとはいえ、国内鉄鋼メーカーの再編や国内外の市況差が残る中では、薄板類を中心に輸入材の増加懸念は消えない。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社