2019年11月12日

ニッケル系ステンレス冷薄、店売り価格が上伸 流通、コスト高転嫁推進

ニッケル系ステンレス冷延薄板の店売り価格が上伸している。今月初旬段階での各地区の市中相場は、関東・関西地区のSUS304ベースサイズ(2ミリ、2B)はトン当たり35万―36万円、中部地区は36万―37万円、東北地区は34万円と、先月同時期に比べ約1万円方上昇した。流通筋ではコスト上昇分の価格転嫁を進めており、市況はさらに続伸するものとみられる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社