2019年11月11日

鉄産懇 中村会長 世界鋼材消費下振れも

 鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は8日の会議後、「世界鉄鋼協会は世界の鋼材見掛け消費について19年、20年と緩やかな成長を続けると予想しているが、見通し作成のタイミングから足元の景況悪化の要素がすべて反映されていない」として下方修正の可能性を示唆し、中国についても「政府の景気下支え策によって鉄鋼内需は堅調に推移しているようで、鋼材輸出は減少が続いている。ただし粗鋼生産は年率10億トンの高水準を続けており、経済減速が輸出増加につながる可能性はある」と警戒感を示した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社