2019年10月29日

グローバル・フォーラム 延長合意できず 大多数賛意も中国反対

鉄鋼の過剰生産能力に対処する多国間の枠組み、グローバル・フォーラム(GF)は26日、都内で閣僚級会合を開き、4年目以降の延長で合意できなかった。延長を含む閣僚報告書案に大多数の参加国・地域が賛意を示したが、中国は目的を達成したGFは2019年末で終了すべきとして同意せず、全体の合意に至らなかった。多国間の取り組みを継続するよう、今後は新たな枠組みを模索する。中国は既存のチャネル、産業界の関係者を通じて国際協力する意向を示した。GFは3年で区切りを付け、鉄鋼過剰能力問題には別の形で取り組むことになる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社