2019年10月25日

本紙鋼材流通調査 19年度上期 値上げペース頭打ち

 メーカー値上げを受けた鋼材流通での価格転嫁は、2019年度上期には値上げペースは頭打ちとなり、おおむね横ばいで推移したことが分かった。18年度下期までは18年度上期と比べ、約7割の企業がトン当たり3000円から1万円引き上げられたが、値上がりは18年度第3四半期(10―12月)までで、それ以降は同値圏推移となっている。逆に「下落した」とする事業者も14%に上った。19年度下期の市況予測は5割近くが「下落・弱含み」とし、「上昇・強含み」は14%にとどまった。需要見通しは19年度上期と比較し「横ばい」53%と半数を超え、「減少」も3割と先行き不透明感が強まっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社