2019年10月23日

ナカミ、厚板加工工場 整備へ JFE商事ブリキセンター・松原購入

 厚板加工業者のナカミ(本社=大阪府松原市、中三川顕洋社長)は今年12月末に、JFE商事ブリキセンター(本社=大阪府大東市、清末浩史社長)の松原工場を正式に購入し、厚板加工の新工場(仮称=「松原第二工場」)として整備する。新工場には来年1月、トルンプ製のファイバーレーザー切断機1基(出力=10キロワット)と付帯の15段パレットチェンジャーを導入、レーザー加工分野に参入する。鋼板用開先機1基も新設、同2―3月には鋼板用穴開け機2基、同春に鋼板用のショットブラスト設備1基をそれぞれ導入する方針。これまで外注していた一部の加工を自社に取り込み、小口・即納体制を強化するとともに、鋼板の総合加工機能を構築し、ワン・ストップ加工体制により、地区のCS(顧客満足度)の向上を図るのが狙い。今回の新工場の開設により、自社加工量については切板で現状比約7割増の月間500トンまで引き上げる計画だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社