2019年10月7日

関東地区 鉄スクラップ500円下げ 今後も外需期待薄

 関東地区の鉄スクラップ相場はトン500円下落した。東京製鉄・宇都宮工場が4日入荷分から鉄スクラップの購入価格をトン500円引き下げ、最大の輸出国である韓国の鉄スクラップ購入意欲が減退しているなど、海外からの下げ圧力が作用したとみられる。一部では「先安観が払拭できない状況下で、“先行下げ”を実施したのでは」(ディーラー)とみる向きもあった。

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