2019年10月2日

鉄スクラップ、関西輸出価格2万3030円 240円安

関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル会長)が1日に実施した第87回鉄スクラップ共同輸出入札は、成約価格がトン当たり2万3030円(大阪湾岸FAS・H2グレード中心)だった。海外鉄スクラップ市況の低迷が続く中、9月17日の前回比で240円安と小幅値下がりにとどまり、地区電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格並みの水準となった。米中貿易摩擦の長期化などから海外市場の先行きが懸念されるものの、地区内では鉄スクラップ共同輸出の契約数量が船積み期限の11月末までで計1万5000トンに達し、「ヘビースクラップについてはややタイト化するのでは。地区相場の下支え材料となりそうだ」(ヤード筋)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社