2019年8月28日

JFEケミカル、宝武炭材と負極材合弁

 JFEスチールの100%子会社、JFEケミカルは26日、中国の鉄鋼大手、宝山鋼鉄股份の100%子会社、宝武炭材料科技と電池材料の人造黒鉛負極材製造合弁事業で合意したと発表した。ニードルコークスを高付加価値化し、負極材に進出したい宝山側と中国で電動車向け需要が急増するタイプの負極材を製品構成に加えたいJFEケミカルの思惑が一致した。約5億元(約73億円)をかけて年産1万トンの工場を2020年後半に立ち上げる。原料を安定確保し、安価電力を使える強みを生かして中国市場に食い込み、将来は大幅な増産も視野に入れる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社