2019年7月29日

東京地区薄板市況、3年4カ月ぶり下落

 東京地区の薄板市況は前月比でトン当たり2000円下落した。下落は2016年3月以来3年4カ月ぶり。薄板3品在庫が460万トンを超え、過剰感が鮮明となる中、割安な輸入鋼材の流入増や4―6月の不需要期を抜けてもなお続く荷動き低迷などの悪材料が積み重なり、扱い筋の売り腰が軟化した。足掛け4年にわたった上昇局面はいったん終幕を迎えることとなったが、大口需要家向けのひも付き価格をはじめ、今後の材料次第では反転する可能性もある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社