2019年7月26日

鉄スクラップ 関西輸出価格、2万8120円に上昇 市況先安不安さらに後退

関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル会長)が25日に実施した第84回鉄スクラップ共同輸出入札は、落札価格がトン当たり2万8120円(H2グレード・大阪湾岸FAS)だった。今月2日実施の前回比で910円高い。アジアの輸出マーケットで日本の鉄スクラップ価格に割安感が生じ、海外から買いが入った。電炉減産期を迎えて国内鉄スクラップ需要は落ち込でいるものの、輸出価格が国内相場を上回る「海外高・国内安」の状況が続き、「マーケットの先安不安はさらに後退しそうだ」(流通筋)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社