2019年7月25日

鉄スクラップ 関東、4カ月半ぶり反発

関東地区鉄スクラップ市場が約4カ月半ぶりに反発した。鉄スクラップ市場は国内安・輸出高となったことで、ベトナムなどからの引き合いが強くなり、新規輸出成約が徐々に見られはじめている。国内には7月上旬以降、下げ止まりのムードが漂いはじめ、一部メーカーではビレットの輸出案件が成約した。このような状況下で湾岸商社・シッパーの入荷意欲が高まり、電炉メーカーの入荷状況がやや落ち込んだことで、東鉄・宇都宮をはじめとする関東メーカー複数社が集荷促進のために買値を引き上げたとみられる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社