2019年7月22日

東京製鉄、8月契約全種据置き 足元、値戻し環境整わず

 東京製鉄は22日、2019年8月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは2カ月ぶり。同日会見した今村清志・常務取締役営業本部長は、「鋼材販売価格は海外で反騰している一方、国内は様子見状態にある。製造コストが高水準で推移し、メーカーの採算は厳しく、値戻しを図りたいところではあるが、現行のマーケット実態を考慮し、全品種据え置きとした」と述べた。同社は今夏以降で需給バランスが整い、国内鋼材市況が今後、大底圏内から上向くことを期待しているが、足元では値戻し環境が整っていないと判断した。

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九州現地印刷を開始

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 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
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2024年12月 株式会社産業新聞社