2019年7月16日

丸一鋼管 二輪・車用鋼管、比で10月商業生産

 丸一鋼管のフィリピンの子会社「マルイチ・フィリピン・スチール・チューブ」(略=MPST、小林甲児社長)は今年3月、現地(バタンガス州リパ市)に二輪・自動車用鋼管の製造工場の建屋を建設、同5月連休明けから稼働した。新工場の投資金額は約17億4000万円、主要設備は2インチ造管機1基、切断機2基、面取機2基、鋼管生産能力は月間500トン(1シフト)。認証を順次取得し、同10月から日系の二輪・自動車向けの商業生産に入る予定。今後、造管機については2基の増設を計画している。また、今月8日には現地で開業式を開催、丸一鋼管からは鈴木博之・代表取締役会長兼CEO、堀川大仁・副社長など、JFEスチールからは野房喜幸専務、フィリピン政府関係では経済区長のプラザ長官など約100人が出席した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社