2019年7月11日

鉄スクラップ、関東輸出価格2万8060円 相場下げ止まり要因に

 関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ社長)は10日、7月契約分の鉄スクラップ輸出入札を実施し、平均落札価格(H2)はFASトン当たり2万8060円となった。10日時点の関東地区電炉メーカー炉前購入価格はトン当たり2万4500―2万6000円前後で、関東湾岸価格はFASトン2万5000―2万6000円前後。今回の平均落札価格については、「ここまで高い価格になるとは思わず、衝撃を受けた。関東相場の下げ止まり要因として大きな意味を持つだろう」(大手ディーラー)、「今後湾岸価格が反発し、メーカーの買値と、湾岸価格とで差が開くのではないか」(商社)などと受け止められている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社