2019年7月5日

双日、買収原料炭鉱再開へ 10月にも初出荷

 双日は買収した豪原料炭鉱、グレゴリー・クライナムの操業を本年8月に再開し、10月にも初出荷にこぎつけたい考え。日本向けにも売り込む。2019年度は100万トンの生産を計画し、将来的には300万トンまで生産量を拡大することを検討中。既存保有炭鉱での操業機能を横展開して相乗効果を狙うほか、インフラの余力を生かして近隣鉱区の開発・操業や出荷などの請負事業にも進出したい考え。一般炭から原料炭へのシフトを進めるとともに、市況に左右されない事業基盤を作る。

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