2019年7月4日

日鉄ステンレス、7契鋼板販価前月並み

 日鉄ステンレスは4日、7月契約の国内店売り向け販売価格をニッケル系、クロム系の冷延薄板、厚中板とも前月並みとすると発表した。輸送費などコスト高を受けて、ニッケル系冷薄と厚中板はベース価格をトン5000円引き上げる。2018年3月以来のベース値上げだが、アロイリンク方式の5000円引き下げと相殺する。クロム系冷薄は原料事情で7月は見送るが、8月にも値上げしたい考え。6月の受注を見送ったニッケル系冷薄はなお在庫調整が必要とみており、サイズなど状況に応じて受注を絞り、上期中の在庫調整完了を目指す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社