2019年7月3日

鉄スクラップ 関西輸出価格2万7210円

 関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル会長)が2日に実施した第83回鉄スクラップ共同輸出入札は、落札価格がトン当たり2万7210円(H2グレード・大阪湾岸FAS)だった。成約数量は5000トン。6月14日実施の前回比で840円値下がりしたものの、大阪地区電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格(H2)を約500―1000円上回った。また、鉄スクラップ需要が落ち込む中で共同輸出の契約数量が計1万トンに達し、緩和傾向にある需給バランスが多少なりとも改善することが見込まれ、軟化していた地区鉄スクラップ市況も「いったん様子見ムードに転じるのでは」(流通筋)との声も聞かれる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社