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2024.12.24
2019年7月2日
5月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2・0%、9万トン増の462万6000トンで、6カ月連続の増加となった。月間30万トン近い高い水準の輸入材の入着や、5月の大型連休などが影響し、在庫増勢が続いた。過去10年平均でも4月末から5月末は9万5000トンほど増加しており、過去のトレンドを踏襲したともいえる。高炉メーカーなどは在庫対策として国内向けの生産抑制を行っており、その効果が6月から7月末に掛けて具体的な在庫数量減として表れてくるのか注目される。過去パターンでは5月から7月末にかけて15万トン余り減少している。
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