2019年7月2日

薄板3品5月末在庫、6カ月連続増463万トン

 5月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2・0%、9万トン増の462万6000トンで、6カ月連続の増加となった。月間30万トン近い高い水準の輸入材の入着や、5月の大型連休などが影響し、在庫増勢が続いた。過去10年平均でも4月末から5月末は9万5000トンほど増加しており、過去のトレンドを踏襲したともいえる。高炉メーカーなどは在庫対策として国内向けの生産抑制を行っており、その効果が6月から7月末に掛けて具体的な在庫数量減として表れてくるのか注目される。過去パターンでは5月から7月末にかけて15万トン余り減少している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社