2019年6月27日

厚板シヤ工組、2四期需要「不透明感」 外国人受け入れを特定技能で検討

 全国厚板シヤリング工業組合の石原慶明理事長(JFE鋼材社長)は25日、経済産業省のヒアリング後、会見し、2019年度第2四半期厚板需要動向について18年末から減速感が出て、在庫も40万トンを超える水準に対し「米中貿易摩擦も含め、この先の動きを見ていく必要がある。今が踏ん張りどころ」と先行きに不透明感が強まっているとの認識を示した。少子化、働き方改革などを背景とした人手不足では外国人技能実習制度は技能検定など課題があるため、特定技能による受け入れを検討していく考えを表明。併せて建材分野での取引適正化や、山谷のある事業形態を踏まえた時間軸を勘案した管理強化、コスト負担となる品質トレーサビリティの有償化などを課題に取り組む方針を語った。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社