2019年6月27日

国内鉄スクラップ、17年夏以来の安値圏

 国内鉄スクラップ市況が続落し、2017年夏以来の安値圏に突入した。資材や人手不足に伴う建築案件の工期遅れで鋼材需要が鈍化し、夏季減産期を前に国内鉄スクラップ需要が落ち込んでいるため。東京製鉄が26日入荷分から全拠点で鉄スクラップ購入価格を引き下げ、各地区電炉メーカーも追随した。高炉メーカーの鉄スクラップ需要も低迷しているほか、海外鉄スクラップ市況の軟化傾向にあり、「4月からの下落基調に歯止めがかからない。マーケットの冷え込みは続く」(流通筋)との見方が強い。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社