2019年6月26日

厚板シヤ工組 経産省ヒア 在庫水準上昇を懸念

 全国厚板シヤリング工業組合(理事長=石原慶明・JFE鋼材社長)は25日、経済産業省ヒアリングを行い、2019年度第2四半期(19年7―9月期)の需要見通しを報告した。建設分野は端境期と高力ボルト不足で遅延、製造業分野も堅調だった建・産機で一部減産し、低調な店売りとともに活発さはないと分析。19年度鉄骨需要は500万トンを割り、造船向け需要も前年度の350万トン並みとみている。一方で高炉の生産が復調し、在庫水準が上昇している点を懸念した。切板の切断量は前期比3・3%増の月平均15万5000トン、在庫量は19年9月末で前期末比3・6%減の40万8000トン、在庫率は15ポイント減の220%と推計した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社