2019年6月26日

抱月工業越子会社、日本向け加工強化

 抱月工業(本社=大阪府交野市、大久保尚容社長)のベトナム子会社の「ホーゲツ ベトナム」は今年5月に、ベトナムの工場の建屋増築工事を完了、7月にはNCガス溶断機1基増設し、2基体制とする。今回の増築は母材置き場の拡充を図るとともに、ベトナムでガス溶断を強化することで、ベトナムの日系企業向けだけでなく、日本向けの厚物・極厚物の加工ができる体制を整備するのが目的。今後、日本は人手不足が深刻化し、中でも職人が減るため、日本での切板はレーザー加工などに特化し、ベトナムでガス溶断の技術継承・技術の高度化を図り、日本のニーズに対応していく。母材在庫は中期的には2000トンまで増やしていく計画。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社