2019年6月25日

JFE鋼材、機動的組織運営に着手 QCDで体質強化

 JFEスチールグループの中核シャーリング企業、JFE鋼材(石原慶明社長)は人手不足や働き方改革を踏まえた組織の機動的運用に乗り出した。近年、生産計画変動による作業の山谷増加に伴い、柔軟な人員配置を各所で展開しているが、特に今まで橋梁主体で固定配置の色合いが強かった大阪事業所で建材系切板受注にシフトしていく中、生産計画の変更に合わせ、一日の中でも柔軟な機動運用が可能な組織体制を導入した。安全や品質の管理では東京、大阪以外の事業所でも同社内の技能判定を実施、管理体制の向上を通じてQ(品質)、C(コスト)、D(納期)で体質を強化する。システム改革と並行実施し、経営基盤を強めていく。

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